海外大学に正規留学することを決めたとき、多くの人が真っ先に不安に感じるのが
「授業についていけるのかどうか」という点ではないでしょうか?
教科書の英語ならまだしも、教授の早口な英語やクラスメイトとのディスカッション、さらに長文のエッセイ課題など、想像しただけでドキドキしてしまいますよね。
私も渡米前は「本当に授業についていけるのかな…」と毎日心配していました。
ですが実際に通い始めてみると、「あ、こういう英語力が必要なんだ!」と具体的に見えてくる部分がありました。今回は、そんな現役留学生の経験をもとに、授業で必要な英語スキルを一つずつ丁寧に紹介していきます!

Toya
・東京都出身・Trinity Valley Community College
・2023年からアメリカ留学に挑戦
・心理学専攻
・サッカーとアザラシが好きです!
授業についていけるか不安?その答えは「アカデミック英語力」!
正規留学をする学生にとって避けて通れないのが、アカデミックな英語です。
これはTOEICや日常会話とはちょっと違い、専門的な内容を
聞いて、読み取って、書いて、話していく力が求められます。
特にアメリカやカナダなどの英語圏の大学では、授業スタイルが日本と大きく違います。
講義だけでなく、学生の発言が重視されたり、グループワークやディスカッション、さらにはプレゼンテーションなど、アウトプットの機会が多いのが特徴です。

留学先の授業スタイルを正しく理解して、必要な能力を事前に準備することで格段に楽になります!
必要な技術①:リスニング力
まず最初に重要なのはリスニング力です。
教授の話すスピードは想像以上に早く、時には冗談や専門用語も混ざってくるため、集中力が欠かせません。講義の内容を理解するには、耳が英語に慣れていることが必須です。
特に印象的だったのは、教授がジョークを言ったときに笑えないとちょっと気まずい空気になること(笑)。でも、その場の空気を理解するという意味でも、文化的な背景や表現を日頃から知っておくことは大切です。
おすすめは、YouTubeで実際の大学講義の動画を見ることです。たとえば、ハーバード大学の「Justice」やスタンフォード大学の「Human Behavioral Biology」は超有名で、リスニング力の確認にぴったりです。英語字幕をオンにしてノートを取りながら視聴すると、授業スタイルの予習にもなりますよ。
必要な技術②:スピーキング力
授業内外では、スピーキング力も求められます。
特に次のような場面では、英語でしっかりと話せる必要があります:
授業中やオフィスアワーでの質問
グループワークでの意見交換
ディスカッションへの参加
プレゼンテーションでの発表
クラスメイトとの交流
ここでは、日常会話とは違い、よりフォーマルでロジカルな話し方が求められます。
自分の意見を論理的に述べたり、相手の意見に反論したりするスキルが大切です。
ただし、難しく考える必要はありません。
使う表現はシンプルでも、「自信を持って堂々と話すこと」が何より大事です。専門用語はあとから覚えればOKなので、まずは「話そうとする姿勢」を意識してみてください。



まずは発言の内容が重要です。
回数を重ねて自然な表現ができるように試行錯誤していきましょう!
必要な技術③:ライティング力
授業での課題といえば「エッセイ」や「レポート」が中心。
多くの授業で提出が求められ、成績にも大きく影響するため、ライティング力は超重要です。
私の経験では、手書きで制限時間内にエッセイを書かされた授業もありました。タイピングと違ってスペルチェックもなく、間違えたらそのまま減点になるというプレッシャーはなかなかのものです…。
特にEnglish(英語)の授業では採点が厳しく、3〜10ページにわたるアカデミックエッセイを定期的に書く必要があります。構成を整えて、序論・本論・結論の流れで書く力が求められます。
留学前にライティング練習をしておくと、授業が始まってからすごく楽になります。



TOEFLのWritingセクションや英作文の練習、AI添削ツールを活用して、自分の弱点をチェックしておきましょう。
必要な技術④:恥を捨てる勇気
これは英語力というよりも、メンタル的な部分ですが、実は一番大事かもしれません。
間違えることを恐れて発言を避けていると、せっかくの学びの機会を逃してしまいます。
ネイティブのクラスメイトだって、100%完璧に話しているわけではありません。むしろ、「間違えても気にせずチャレンジする姿勢」がある学生の方が評価されることも多いです。
ミスして気づき、直す。
そのサイクルの中で英語力も人間関係も広がっていくのが留学の醍醐味です。



最初の一歩を踏み出す勇気こそ、語学を伸ばす最大の武器になります!
まとめ
今回の投稿では、正規留学において授業で求められる英語力について、現役留学生の体験をもとに解説してきました。
- リスニング:講義の理解には欠かせないスキル
- スピーキング:発言・発表・質問などアウトプットの場面が多数
- ライティング:課題や試験で評価される重要スキル
- 恥を捨てること:間違いを恐れず、積極的に挑戦するマインド
試験のスコアよりも、「実際に英語を使いながら学ぶ力」が大切です。
日々の授業や交流の中で、失敗を恐れずたくさん話し、たくさん書き、たくさん聞いていくことで、必ず自分の力になります。



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自分のペースで一歩ずつ進んでいけば、英語力は必ず伸びます。
自信がなくても、挑戦し続ける気持ちがあれば大丈夫。
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