「留学に行ってみたい!」という気持ちはあっても、「英語ってどれくらい話せたら大丈夫なの?」
「何を勉強しておけば困らない?」といった疑問を持っている人は多いと思います。
私も実際に留学する前は、英語力に対して不安だらけでした。
でも、現地で生活してみると、「これを知っておけばもっとスムーズだったな」と思うことが沢山あったんです。
この記事では、そんな私自身の経験もふまえて、留学前に知っておくべき“リアルな英語力の目安”について詳しく紹介していきます。
勉強の仕方から試験対策、日常会話までしっかり解説するので、「留学ってどんな英語力が必要なんだろう?」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

Toya
・東京都出身・Trinity Valley Community College
・2023年からアメリカ留学に挑戦
・心理学専攻
・サッカーとアザラシが好きです!
留学するために受けないといけない試験
英語圏の大学に進学するためには、何よりまず「自分がどれくらい英語ができるのか」を証明する必要があります。
そのために必要なのが英語技能試験。多くの大学が入学条件としてTOEFLやIELTSのスコア提出を求めてきます。
TOEFLはアメリカやカナダの大学に多く使われていて、読む・聞く・話す・書くの4技能をしっかり測る試験です。
IELTSはイギリスやオーストラリアの大学でよく使われていますが、最近はアメリカでも受け入れが広がっていて、こちらも4技能がしっかり評価されます。
最近では「Duolingo English Test(DET)」という比較的新しい試験を認める学校も増えてきました。こちらはオンラインで受験できるのが特徴で、TOEFLよりも気軽にチャレンジできることから、注目されています。

DETは他の試験よりも試験時間が短く、料金も手軽なので自分の実力を測ってみたい方にはピッタリです。
ポイントは、志望校によって「どの試験を受けるべきか」が異なることです。出願条件に明記されているので、必ず大学の公式サイトをしっかり読んで、自分が何を受ければ良いのか確認しましょう。
英語技能試験で求められる英語力
英語技能試験では、単に「単語を知っているか」や「英文が読めるか」だけではなく、実際の英語運用能力がしっかり問われます。
特にTOEFLやIELTSでは、「リスニングで講義を理解できるか」「スピーキングで自分の意見を論理的に話せるか」「ライティングで構成の整ったエッセイが書けるか」などがポイントになってきます。
たとえばTOEFL iBTの目安スコアは以下の通りです:
学校 | TOEFL iBT |
コミュニティカレッジ | 65~/120 |
多くの4年制大学 | 80~/120 |
レベルの高い大学 | 90~100/120 |
世界のトップ校(アイビーリーグなど) | 100~/120 |
スコアを見るとわかるように、行きたい大学のレベルによって求められる英語力はかなり異なります。そのため、自分の目標に合わせて戦略的に勉強していく必要があります。
英語が得意な人でも、意外とスピーキングやライティングの構成で苦労することがあるので、4技能をバランスよく伸ばすことを意識しましょう!



最初からできないのは当たり前です。
このスコアは皆さんにとって最適なスタート地点を示すものであり、皆さんの実力すべてではないことを覚えておいてください!
授業で求められる英語力
試験に合格して大学に入学できたとしても、そこからが本番です。
実際の授業では、リスニングとリーディング、そして何よりもライティングの力がとても重要になります。
たとえば、英語で100ページ以上の専門書を1週間で読まないといけなかったり、5~10ページにおよぶアカデミックエッセイを英語で書く課題が毎週のように出されたりします。
特に文系の授業では、読解と作文の量がとても多いです。理系でもレポートやディスカッションでの発言が求められる場面は多いので、英語力は決して無視できません。
私自身、最初の頃は「この英語、全然頭に入ってこない…」と苦戦しましたが、毎日のリーディングとライティングを通じて、少しずつスキルが身についてきました。



うわっ😥と思った方、正直私も英語が苦手なので同感です。
ただここで重要なことがあります。
アメリカ留学では「英語を学ぶ」わけではありません。
自分が興味を持った分野について「英語で学ぶ」んです。
英語が堪能なことはとても重要な要素ですが、それ以上にどのような意見を持っているのか、何を考えているのが大切です。
自分の意見をもってさえいれば相手も自然と耳を傾けてくれます。
英語力は日々の積み重ねで自然と伸びてくるものです。留学ときいて身構える気持ちもわかりますが心配しすぎなくても大丈夫です!
最初から完璧を目指す必要はありませんが、「読んで理解する」「書いて伝える」力は、コツコツ伸ばしておくと本当に楽になります。
日常会話で求められる英語力
勉強だけでなく、現地で生活するには「話す力」つまりスピーキング力がとても大事です。
買い物、友達との会話、授業中のグループディスカッションなど、話す機会は意外とたくさんあります。
でも安心してください。最初からネイティブみたいに話せる必要はありません。
カジュアルな会話ができるくらいのレベルがあれば、留学生活は十分に楽しめます。
現地に行ってから徐々に慣れていく人も多く、私も最初は「えっ、何言ってるか全然わからない…」という状態でしたが、毎日の会話の中で自然とリスニング力とスピーキング力が育っていきました。



おすすめの練習方法は、YouTubeの留学系VlogやPodcastなどを日常的に聞くことです。好きなテーマの番組を選べば、楽しく学べるので習慣化しやすいですよ。
英語で考える癖をつけることが、スピーキング上達の第一歩です。
まとめ
ここまで紹介した内容をおさらいしてみましょう。
留学にはTOEFL iBTやIELTS、Duolingoなどのスコア提出が必要。
スコアの目安は、コミカレ65点以上・4年制大学80~110点以上(TOEFL iBT)。
授業では読解・作文(リーディングとライティング)が特に大切。
日常生活ではスピーキング力がカギ!YouTubeやPodcastで鍛えよう。
英語力と一言で言っても、試験、授業、会話、それぞれの場面で求められるスキルは異なります。自分の弱点を知って、バランスよく力をつけていくことが、留学成功への近道です。
🎓 これから留学を目指すあなたへエール!
英語が不安でも、留学を「やってみたい!」という気持ちがあれば、その一歩がすべての始まりです。
大事なのは完璧を目指すことよりも、毎日少しずつ前に進むこと。
今日の努力が、未来の自分を変えてくれます!
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